近頃注目されている物の一つがシェアハウスです。
一つの住宅や賃貸物件を複数の人(家族ではない)と共用して生活するそのスタイルは、
賃貸物件の場合は家賃を安く抑える事が出来るとかということがあげられます。
また色々な人とコミュニケーションを図る事が出来る、
帰ってきたときに誰かがいてくれるので寂しくないという点などから人気があります。
シェアハウスで問題になりやすいこと
ただ人気があるからこそ、色々な人が利用しているのですが、
一人暮らしの時に比べると物件選びは慎重に行わなければなりません。
例えば一人暮らしであれば、ある程度立地条件が整っていて、
あとは家賃が予算内であれば大体の場合は我慢できます。
隣近所の音が大きいとかは苦痛になる事も有りますが、
それ以外の面でメリットを感じる事が出来ればそこに住み続ける事が出来るでしょう。
しかし、シェアハウスは自分一人だけの生活ではなく、あくまでも共同生活なのです。
最初から知り合いやお友達と暮らすのではなく、
場合によっては赤の他人と暮らすなんていう事も少なくありません。
だから生活習慣の違いとか、文化の違いとかからどうも合わないと感じる事だってあるのです。
また共同生活で重要な事の一つが共用部分をきれいにするという事ですが、
それが守られないこともあります。
お互いにそれで納得できるのであれば問題はありませんが、
もしそれが我慢できなかったらどうなるでしょうか。
折角選んだ物件でも、長期間住まずに引越しをする事だってあるのです。
また一人暮らしであれば気軽に友達を呼ぶ事もできますが、
シェアハウスだとそれがNGなんていう事も有るので、自由そうで実は不自由な面も否定できません。
そこで重要となってくるのは、しっかりと選ぶという事です。
シェアハウスを選ぶ際に気を付けること
まず重要なのは、ネットで選んでしまうのではなくて気になる物件は
自分の目で見て確認するという事です。
またその時はどういう人が入居しているのか、
過去のトラブルなど自分が気になる点についてはしっかりと聞いておきましょう。
もう一つはプライバシーの確保が出来るかどうかという事です。
例えば壁が薄いと隣の音が丸聞こえで、
携帯電話で話す声ですら毎日続くとストレスになってしまう事も少なくありません。
音楽も同様で、自分が寝ようとしている時間に聞こえたりするとイライラとする事があるでしょう。
そこで隣の音があまり漏れないような造りになっているところを探すようにします。
また荷物が多い人は、できるだけ収納スペースが多い所を探すようにするのも重要です。
一人暮らしであれば廊下とかに置いていても構いませんが、共同生活ではそこのルールに従って
荷物も置く必要があるのであまりにも多すぎる荷物の場合は困ってしまいます。
そうなった時に余計なトラブルを起こさないようにする為にも、
収納スペースが多い所を探すようにしましょう。
シェアハウス自体はすごく魅力的な物件です。
重要なのは選び方であり、
一つは自分が気になる点すべてをチェックする事だと思っておくとよいでしょう。
またおしゃれな感じはしますがあくまでもそれは共同生活なので、
他人と接する時間が増えるという事は理解しておくと納得した状態で暮らしやすくなります。