入居前に内見は必須

アパート

通常の賃貸物件とは違う

通常のワンルーム賃貸ならば、立地や価格、設備の状態、周辺環境などの条件を見て物件を決めれば、おおよそ自分の希望にあった物件には住むことが可能です。
しかしシェアハウスは、建物の条件以外に、そこに住む人の問題もあります。
確かに市営住宅やマンション、アパートでも、隣人問題はありますが、シェアハウスだと一つ屋根の下で暮らすので、住人問題は直に付きまといます。

シェアハウスによっても、毎日ワイワイと騒がしい物件もあれば、ほとんど交流のない物件もあります。
共用部分が綺麗な物件もあれば、共用部に私物などが散らかっている物件もあります。
良好な関係のコミュニティがある物件、人間関係のトラブルの多い物件と、見た目や情報サイトの情報ではわからない部分も多いです。

シェアハウスの運営会社によっても違いがあり、ルールを厳しく設定しているところ、最低限のルール以外は住人に任せているところもあります。
トラブルに関しても、迅速に対応するところ、逆にトラブルにノータッチのところもあります。
管理会社と入居者の距離が近いまたは遠いという違いもあります。

住人と管理会社の両方によって、そのシェアハウスの特徴が決まり、それぞれ違ってきます。
静かに暮らしたいのに、騒がしい物件に入ったら疲れてしまい、自由に生活したいのに厳しくルールが設定されていると、やりたいことが自由に出来ないということになります。

内見する

それぞれの物件は特徴が違うので、シェアハウスを選ぶ時は、必ず内見することです。

・どういった人が入居しているか?
・トラブルはなかったか?
・トラブルがあると運営会社が仲裁に入ってくれるか?
・入居者同士のイベントは開催されるのか?

このようなことを質問して確認することが、リスク低減につながります。
すでにそのシェアハウスに住んでいる人がいれば、内見したときに、どのような感じの人かわかるでしょう。

シェアハウスを内見する場合は、壁の薄さもチェックした方が良いです。
隣の部屋からのスマホの音が筒抜けになっているというこも多いので、 細かいところも確認しておくと良いです。
シェアハウスのトラブルとして、音問題は結構あります。
そのために防音性能の高い物件を選べば、多少問題を出にくく出来ます。

木造であっても、壁と天井に防音シートがあれば、ある程度の音はシャットアウト出来ます。
さらにRC構造の建物であれば、より遮音性が高まります。
特に音を気にするような方は、防音シートが壁に入っているかどうか、管理会社に確認しましょう。

そして、多少通常のシェアハウスよりは家賃は高くなりますが、各部屋の個室に防音壁などの対策を完備した物件もあるので、そのようなシェアハウスを選ぶ方法もあります。